生活環境学部

生活環境学部生活環境学科※2025年4月より、家政学部から学部名称変更

定員80名

生活環境学科

生活と環境の関係を科学的に追究し、「衣食住」・「ビジネス・情報」・「教育」の分野で活躍する専門家を養成します。

「住」「衣」「食」、「ビジネス・情報」、「教育」の領域を追求し、生活環境を総合的にデザインできる人材を育てます。

生活環境学科の特徴

  • POINT01

    生活環境に関する幅広い視点をもつ
    「領域横断型人材」の育成
    住、衣、食とビジネス・情報、教育に関する専門知識と技能を身につけ、幅広い視点から問題を多角的に捉え、課題解決に挑む「領域横断型人材」の育成をめざしています。
  • POINT02

    生活環境に関する幅広い視点をもつ
    「領域横断型人材」の育成
    本学科ではコース制をとっていないため、自分のキャリアストーリーに合わせて「自分スタイルの専門性」の確立を目標に、建築士、情報処理士、テキスタイルアドバイザー、フードコーディネーター、教員免許などの資格取得をめざせます。
  • POINT03

    共創社会を実現する
    「チームワーク力」と「実践力」の育成
    本学科では地域・社会と連携した活動を積極的に行っています。その取り組みを通じて共創社会を実現するためのチームワーク力と実践力を育成します。

3つのポリシー

取得できる資格/免許

  • 一級建築士受験資格 (免許登録実務経験要2年)
  • 二級・木造建築士受験資格
  • インテリアプランナー登録資格(実務経験不要)
  • 商業施設士補(講習受験し登録が必要)
  • 2級テキスタイルアドバイザー(認定試験有)
  • 専門フードスペシャリスト(認定試験有)
  • フードスペシャリスト(認定試験有)
  • フードコーディネーター3級
  • 中学校・高等学校教諭一種免許状(家庭)
  • 上級情報処理士
  • 情報処理士
サポートする資格(要受験)
  • 一級建築施工管理技士補
  • 福祉住環境コーディネーター®
  • 宅地建物取引士
  • インテリアコーディネーター
  • ファッションビジネス能力検定
  • カラーコーディネーター® スタンダードクラス
  • 色彩検定®2級
  • フードコーディネーター2級
  • 経済産業省ITパスポート試験
  • ファイナンシャル・プランニング技能士2級・3級
  • 日商簿記検定2級・3級
  • ホームページ作成検定1級・2級

就職実績

主な就職先 過去3年間/2022年~2024年3月卒業生 ※家政学部 生活環境学科の実績含む
■建設・不動産
阿部建設(株)/ 旭化成ホームズコンストラクション(株)/(株)木下工務店/ 積水ハウス(株)/ 大東建託(株)/ 戸田建設( 株)/ ニッカホーム( 株)/( 株)ニッショー/ 日本国土開発( 株)/ 三井ホーム( 株) ほか
■金融・保険
株)三十三銀行/ 百五銀行/ 明治安田生命保険相互会社/ 住友生命保険相互会社 ほか
■製造
カネ美食品( 株)/ クリナップ( 株)/ 九重味淋( 株)/ 文化シヤッター( 株) ほか
■商社・卸小売
(株)大塚屋/(株)東京インテリア家具/TOTO中部販売(株)/(株)LIXIL/ロクシタンジャポン(株) ほか
■学校・教育・官公庁
愛知県教育委員会( 中学・高校)/ 三重県教育委員会( 高校)/ 津市役所/ 浜松市教育委員会( 中学)/名古屋市役所/ 武豊町役場/ 防衛省 海上自衛隊 ほか
■サービス・その他一般企業など
JA あいち( 知多・豊田)/JA 全農富山/( 株)ジェイアール東海高島屋/( 株)電通総研IT/( 株)JR 東海交通事業/ トランスコスモス( 株)/ 日本通運( 株)/( 株)マイナビ/ リゾートトラスト( 株)/( 株)ABC Cooking Studio ほか

カリキュラム

カリキュラム

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各分野の学び方

興味のある分野を複数選択でき、それぞれの専門性を高めることで、社会に貢献できる人をめざします。

特徴的な履修モデル例

  • 建築・インテリア

    建築・インテリア

    安全かつ快適な空間を生活者の視点に立って作り出す力と、その内容を他者へ伝えるための表現力を身につけることをめざし、工学系の建築学科等を卒業した場合と同等の一級・二級・木造建築士受験資格の取得が可能です。

  • 栄養・フード

    栄養・フード

    食の本質が「おいしさ」「楽しさ」「おもてなし」であることをしっかり学び、豊かで安全かつバランスのとれた食を消費者に提案できる食の専門家をめざします。

  • ビジネス・情報

    ビジネス・情報

    経済・情報領域の資格取得に対応した授業により、実社会で即戦力として通用する専門知識を学びます。住、衣、食を中心とした知識と合わせることで消費者目線を持ってビジネスの世界で活躍することができる力が養われます。

  • 中学・高等学校教員( 家庭)

    中学・高等学校教員( 家庭)

    衣食住に加えてビジネス・情報領域で消費生活や金融教育などを専門的に学べることは本学科の強みであり、衣食住、情報などの専門的な資格を複数取得して教育現場で活かすこともできます。

  • ファッション・テキスタイル

    ファッション・テキスタイル

    服飾文化の歴史や布素材の科学的性質など、専門学校に比べ幅広くファッションについて学ぶことができます。卒業後はアパレルや繊維関係の企画を行う総合職、営業、事務職、品質管理、ファッションアドバイザーなどをめざします。

PICK UP カリキュラム

  • 建築構造材料実験

    色彩学

    色彩学(1年後期)で色の基礎を理論的に学び、応用編の色彩学演習(2年後期)では住、衣、食、情報領域の研究や将来の仕事に役立つ色彩配色・色彩管理を修得します。

  • インテリアデザイン演習

    メニュープランニング実習

    メニュー提案から調理、デモンストレーションの方法、盛り付けをトータルに学びます。対象者の年齢や性別に応じた献立企画や商品開発の基礎知識が身につきます。

  • ソフトウェア開発演習

    コンピュータデザイン演習

    一般的なオフィスソフトを使用し、情報デザインの基礎から効果的なデータの可視化、プレゼンテーションやWebページ制作への応用まで幅広いスキルを修得します。

ゼミ紹介

  • プログラミングゼミ

    プログラミングでアイデアを形にし、
    楽しく役立つアプリ開発をめざします。

    武岡 さおり講師

    プログラミングゼミでは、プログラミングを基礎から学び、アプリ開発やシステム構築のスキルを習得します。そのスキルを活かし、例えば、気象庁が公開する過去の気象データを使って、身近な地域の気温の変化をグラフで可視化し温暖化の進行を解析するアプリの開発や、初心者が楽しみながらプログラミングスキルを高められる教材の開発など、身近な疑問や課題の解決に取り組みます。日常生活や自分の経験から着想したアイデアをプログラミングで形にし、知識やスキルを磨くとともに、社会課題の解決に貢献できる視点を育んでいきます。

卒業研究

  • 尾州織物を使った空間演出の提案

    地元の産業を知るところからスタート

    岐阜県立瑞浪高等学校出身

    4年 西村 音葉さん

    愛知県 名古屋経済大学高蔵高等学校出身

    4年 服部 安里さん

    愛知万博20 周年の空間演出プロジェクトに参画しました。まず地域の特産物を活用した展示を作ろうと、愛知県の産業である尾州織物の工場を見学しました。布の特徴を理解したうえで展示方法の事例を調べ、自分たちが伝えたい、表現したい空間デザインを考え抜きました。その結果、手触りの良い高品質の布の魅力を活かして身近な自然である“ 草むら”を表現することに。2026 年初夏の完成をめざし、後輩へプロジェクトを引き継ぎます。

教員紹介

  • 小町谷 寿子教授

    衣生活学 被服構成学

  • 竹内 正裕教授

    教育方法学

  • 間瀬 清美教授

    被服整理学 被服科学

  • 三宅 元子教授

    家庭経済学 消費者教育

  • 吉田 競人教授

    建築構造

  • 坂本 麗香准教授

    キャリアデザイン

  • 間宮 貴代子准教授

    調理学 調理学実習

  • 横山 早美准教授

    被服材料学 色彩学

  • 伊藤 睦子講師

    建築設計 住環境

  • 武岡 さおり講師

    情報処理 eラーニング

  • 松村 哲志講師

    建築計画 都市計画

  • 山田 千聡助教

    イギリス史 比較文化

  • 前田 舞子助教

    教育哲学

TOPICS

名古屋葵大学ならではの取り組み

領域を超えてゼミ同志が協力し、さまざまな取り組みを行っています

自然災害への備え( 建築構造ゼミ+調理学ゼミ)

近年増加している自然災害に対し防災意識を高める地域活動を行い、学びを積極的に社会へ還元しています。建築構造ゼミは、地震の揺れや地盤液状化の発生現象から地震に強い構造について模型やパネルを使って啓発し、調理学ゼミでは、災害時の備えとしてローリングストックやパッククッキングを利用した防災食のレシピ集を作成しました。

 建築構造ゼミ+調理学ゼミ

地域産業の魅力発信をめざして
( 衣生活研究ゼミ+ 建築設計まちづくりゼミ)

洋服やテーブルウェア、家具など生活を彩る布。愛知・岐阜がその一大産地であることを皆さんは知っていますか?尾州織物工場と世界の織物を集めたテキスタイルマテリアルセンターの見学、特別講師を招いての講演会を実施。尾州織物の可能性について考える活動を行いました。地域産業を支える特別な技術を見学し、現場の声も伺いました。洋服づくりから布の新たな可能性の模索、地域の魅力発信など、学生それぞれが形にしていきます。

衣生活研究ゼミ+ 建築設計まちづくりゼミ

在学生の声

  • 後藤 奈々子

    「食べ物一色」の学生生活を全力で楽しむ

    愛知県立木曽川高等学校出身

    3年 後藤 奈々子さん

    高校時代から家庭科の授業と先生が大好きで、先生への憧れから家庭科教諭をめざそうと決めました。他大学よりも小規模ながらあたたかな雰囲気に包まれたキャンパスライフを満喫しています。多くの課題や実習、教職課程の勉強を両立する忙しい毎日ですが、食育サークルにも参加して、りんご農家のお手伝いなどを楽しんでいます。アルバイト先も飲食店で、私の学生生活は「食べ物一色」です。

  • 久保田 彩加

    大好きな建築とファッション二つの夢を追える理想的な環境

    愛知県 名古屋市立山田高等学校出身

    3年 久保田 彩加さん

    建築士をめざしながら、大好きな洋服づくりも学べる点に惹かれました。どちらも妥協せず追究できる環境に満足しています。1年次から分野を絞らず授業を履修したおかげで、常に興味を持って学びを深められます。現在は新たにテキスタイルへの関心が生まれ、実験を通じて特殊な生地の伸縮や色落ちの特性を調べています。学科の学びを活かし、将来はアパレルブランドを立ち上げたいと思います。