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定員30名
栄養士免許取得に必要な「食と健康」に関する知識・技能を基礎とし、さらに食品の科学的かつ多角的な理解を深める専門教育により、「新たな食を提案する力」「おいしさと品質を評価する力」「食の大切さを伝える力」を身につけた食のスペシャリストを育成します。時間栄養学の視点とフードサイエンスの新たな発想でより豊かな食生活の創造への貢献をめざします。
POINT01
「食と認知症」「宇宙食概論」や「フードマーケティング論」などの講義により、宇宙栄養や認知症予防食、災害食といったこれからの社会で必要とされる食について学び、新たな食を調査、提案、プロデュースする力を養います。
POINT02
「食品学」「調理学」で食品成分の機能や食べ物のおいしさに関する知識を修得するとともに、「食品分析学演習」「食品衛生学実験」「調理科学実験」などの実験実習を通して、おいしさと品質・安全性の評価に必要な実践力を身につけます。
POINT03
「フードコーディネート論」などの履修により、日本の伝統的な食文化に関する知識を深めるとともに、「栄養教育実習」などの実習を通して、より豊かな食生活の提案、食の大切さを伝える力を養います。希望者はオーストラリアでの海外研修への参加で他国の食文化の視野を広げられます。
※ 栄養士養成施設指定申請予定。予定であり、変更する場合があります。
ヘルスケア研究所 所長
杉本 八郎 学長
超高齢社会となった現在、認知症は喫緊に解決すべき社会問題となっています。認知症の発症や進行には食生活習慣が深く関与していることから、「なぜ認知症になるのか」「認知症を予防するためにはどうするのか」を、認知機能を食と栄養の視点から学びます。認知症の基礎知識を身につけた上で、予防に効果的な食品の創造をめざし、健康の維持・増進の観点から社会課題の解決に取り組みます。
片山 直美 教授
長期宇宙滞在をめざし、ライフサポートに関する多くの研究成果が報告されています。名古屋葵大学では2004 年から始まった「健康を維持増進するための医食同源の立場に立った宇宙食に関する研究」が現在まで継続して行われています。さらに宇宙空間利用成果として2020年3 月に野口宇宙飛行士と共に行ったアジア20 か国との共同宇宙研究「宇宙ハーブ(AHis )スイートバジル栽培」は成功を修め、薬効のある植物で作る宇宙食研究が現在も行われています。