(令和7年度より募集停止)
生活学を理論と実践の両面から探究し、人間生活の知識を習得すると共に、新しい時代に相応しい社会生活の知識と技術を身につけ、創造性豊かで魅力ある人間として、社会で活躍できる人材の育成を教育目的としています。その教育目的を達成するため、生活学の視点を基礎に、情報・ビジネス・被服・食物の各分野およびそれらの総合的・学際的な視点と専門的知識・技術を身につけ、かつ創造性豊かに、何事にも真面目に積極的に取り組める人材育成を行っています。
POINT01
POINT02
POINT03
主な就職先(過去3年間/2021年〜2023年卒業予定者)
〈官公庁〉
高山市役所/武豊町役場 ほか
〈情報〉
ブラザー工業(株)/マーキュリーソフト(株)/(株)ISTソフトウェア/いすゞシステムサービス(株) ほか
〈医療・福祉〉
(医)医仁会 さくら病院/(社)厚生会 中部国際医療センター/(独)国立病院機構 三重中央医療センター/(医)徳洲会 名古屋徳洲会病院/三河安城クリニック/(社)四日市福祉会 ほか
〈金融・保険〉
蒲郡信用金庫/(株)かんぽ生命保険/第一生命保険(株)/豊田信用金庫 ほか
〈製造〉
アイチシステム(株)/ウエルシア薬局(株)/(株)かね貞/住友電装(株)/立川ブラインド工業(株)/パイロットインキ(株)/(株)ユーハイム ほか
〈商社・卸小売〉
(株)アマノ/(株)イング/サンレジャン(株)/(株)スギ薬局/たんぽぽ薬局(株)/日産プリンス名古屋販売(株)/(株)ネクステージ/(株)ワールドストアパートナーズ ほか
〈進学〉
京都華頂大学/金城学院大学/椙山女学園大学/中部ファッション専門学校/名古屋学芸大学/名古屋葵大学 ほか
〈運輸業〉
佐川急便(株)/東海倉庫(株)/(株)日本陸送 ほか
〈サービス・その他一般企業など〉
(株)セドナエンタープライズ/リゾートトラスト(株)/(株)プラトンホテル ほか
この演習では、広く使われている作成ソフトを使い、基礎的な作り方から始め、いろいろな機能を学修します。また「ホームページ作成検定」の合格をめざします。
サービスに対する考え方や行動の型など、サービス業務に対する心構え、対人心理の理解、応対の技術、言葉遣い、態度・振る舞いなどを学びます。また「サービス接遇検定」の合格をめざします。
被服制作技術と知識の向上をめざします。スーツ制作を通じて、衣服構造の理解を深めるほか、素材選択、パターン作成、縫製の技術と知識を修得します。
日本・西洋・中国料理の様式に基づいた調理実習を行い、各国の特徴ある調理法やテーブルセッティング、食事作法などについても広く学びます。またメニュープランニング、情報発信方法など食をプロデュースする力を身につけます。
地域の小学生を対象としたパソコンセミナーの実施を通し、自分の学びの成果を実社会での活動に役立てます。セミナー当日の運営はもちろん、チラシ・ポスター制作、セミナー教材作成など準備の段階から、相手に楽しんで参加してもらうためにはどうすればいいのかを常に心掛けて活動します。
国家試験であるITパスポート試験の「ストラテジ系」「マネジメント系」の出題範囲を実践的に学びます。企業における経営手法や、情報戦略の実例を題材に取り上げ、グループで討議を行い、グループごとにプレゼンテーションを行います。ビジネス社会で、企業人として活躍できる能力とビジネスセンスを養います。
ブランディングでは、ファッションブランドを作るための活動について学びます。 この授業では、アクセサリー商品のブランディングを課題として、商品化に至るまでのプロセスを学び、サンプルとしてアクセサリーを制作します。学生が制作したサンプルは、アクセサリー販売企業の企画担当者に対してプレゼンテーションを行い、商品化に必要な量産に対応した企画とデザインについても学びます。
アパレルCADとは、アパレル生産における設計の部分であるパターンメーキング等の作業を行うCADソフトのことです。このソフトを使用して授業を行います。ほとんどの既製服メーカーが導入しているものと同じソフトを使い、基本を学修します。さらに、3Dソフトも導入しました。
マックスバリュ東海(株)の食育活動「ちゃんとごはん」と連携して、レシピカードを作成しています。授業では献立の立案、試作を繰り返し、企業に提案します。カードは、店舗に設置され、設置時期に合わせて、マックスバリュ店舗において試食販売イベントを実施し、販売促進活動を行っています。
瑞穂区にある児童館や子育て支援施設で、オリジナルの木製食器づくり講座や食卓を彩るカードづくり講座など、食を通じた子育て支援活動を行います。木製食器のお手本を作ったり、カードづくりでは切り絵や手形アートの見本を作ったり、たくさんの準備を行いイベントに臨みます。
日本情報処理検定協会主催の「文書デザインコンテスト」に毎年応募し、複数名の入賞実績があります。審査員特別賞を受賞した作品は主催者のホームページで公開されます。限られた紙面で表現するために、写真の構図を考えたり見やすいデザインを工夫したりと授業で学んだ知識や技術を駆使して作品の制作を行います。また、著作権や肖像権などについても具体的に学び、写真やイラストを利用する際には知的財産権を順守した素材収集に取り組んでいます。
大学で学んだ知識と技術を生かして、学外で開催される様々なファッションコンテストに応募します。作品を制作するだけでなく、モデルとしてファッションコンテストの審査会やファッションショーに出演し作品を発表しています。また、学内で開催される大学祭や越原記念館・記念館ホールでの作品発表会、学内ギャラリーでの展示会など、学生作品を発表する機会が充実しています。
食品学や栄養学の講義で学んだ知識と調理実習で得た技術を生かし、様々なレシピコンテストに応募します。コンテストに向け試行錯誤を重ねて、テーマに合わせたレシピを完成させます。レシピを考えるだけでなく、おいしそうに写真を撮る構図やプレゼンテーションスキルも併せて学びます。
瑞穂区内で販売されている、桜にちなんだスイーツを紹介する「さくらスイーツマップ」を生活学科の学生が作成しています。瑞穂区役所との連携事業で、区内の店舗情報を紹介するこのマップは、桜の開花時期に合わせて瑞穂区ウェブサイトで配信されます。
遠山 佳治教授
歴史学 民俗学
小田 久美子准教授
ファッションデザイン
森屋 裕治准教授
情報メディア 情報コミュニケーション
箕浦 恵美子講師
情報処理 情報リテラシー教育
憧れの医療事務員をめざして
情報とビジネスの知識を修得中。
短期大学部 生活学科1年
三重県立四日市四郷高等学校出身
一蝶 美月さん
陸上競技をしていたため、怪我などで病院を身近に感じることが多い学生時代でした。医療系に携わりたいという思いや、かかりつけクリニックで医療事務をされている方がいつも優しく接してくれたことから、医療事務という職を意識しはじめました。働くには情報や事務のスキルが必要になると考え、情報系資格が豊富に取得できる本学に入学しました。もともとパソコンは好きでしたが「Word演習」の授業で、日に日にタイピング技術が向上することが楽しく、充実した学びが得られています。また「秘書演習」では、接遇や言葉遣い、身だしなみなど社会常識を改めて学べ、早い段階から就職活動への意識が高まりました。また「医療事務概論」の授業にも積極的に参加し、診療報酬請求の点数計算など、医療事務としての専門能力も高めています。これからも資格取得をめざし、さらに学びを積み重ねていきます。
主体性を身につけ、社会に通用する
スキルを修得しています。
短期大学部 生活学科1年
愛知県 東邦高等学校出身
濱本 さくらさん
2年間で情報・ビジネス・食物・被服の4領域を複合的に学べる本学科で、私は1年前期に全ての基礎を学んだうえで、より深く「食」を学びたいと思い、食物を主専攻としながら生活領域を多角的に学んでいます。「基礎調理実習」では「調理学」で学んだ調理の知識や方法を実践。家庭で使える調理スキルはもちろん、切り方や油の温度、栄養計算など、調理の知識が深まっていることを実感しています。また就職を見据えパソコンも使えるようになりたいと、情報系科目も多数履修しました。効率的なカリキュラムのおかげで、授業を受けながら検定対策ができ、ワードやエクセルの資格を取得できました。特に「Word演習」では、タイピングスキルが目に見えて上達し、即戦力が身についていると感じます。今後も興味のある資格に積極的にチャレンジして、仕事とプライベートを両立できる女性になりたいです。
アパレル業界で即戦力になるため
+αの学びを意識して修得中。
短期大学部 生活学科1年
名古屋市立桜台高等学校出身
平野 里紗さん
高校時代に学んだ服飾知識を高めつつ、情報やビジネスについても学びたいと入学を決意しました。縫製技術の向上に加えて「ファッション文化論」や「ファッションビジネス」など、業界の知識を得られることも決め手のひとつでした。今は、フォーマルスペシャリスト検定準2級取得に向かいながら、ワードやエクセルの検定にも挑戦しています。また「生活マナー演習」の授業では、正しい言葉遣いや電話対応、食事のマナーなどを学ぶことができ、実生活だけではなく就職活動にも役立つ力を身につけられました。少人数制で先生との距離も近いため、困った時にすぐに相談に乗ってもらえるのも本学科のいいところです。人と接するのが好きなので、卒業後はアパレル販売職に就くのが夢です。素材やデザイン、裁縫の知識や技術を生かして、お客様に喜ばれる説得力のある提案ができるように学びを続けていきます。
ビジネスシーンを見据えた演習授業で
社会に通用する即戦力を養う日々。
短期大学部 生活学科1年
愛知県立大府高等学校出身
山下 恵里花さん
高校3年生の時、先々の就職を見越してビジネススキルや資格を修得したいと本学科を志望しました。社会人としてのビジネスマナーや簿記やパソコン実技、秘書検定や国家試験・ITパスポート試験への挑戦など、多角的にビジネススキルを強化しています。「生活マナー演習」では、電話対応などのビジネスマナーをロールプレイング形式で積み重ねるなど、多くの実践演習を通して働くうえでの即戦力が身につきました。またビジネスだけでなく生活学を複合的に学ぶうちに食物分野にも興味が生まれ、現在はビジネスと並行して食も専攻中です。在学中に「フードコーディネーター」の資格を取得することも目標です。多くの資格取得に向けて、空きコマに勉強したり仲間と教え合い理解を深めるなど、効率的な勉学に励んでいます。将来は、ビジネスと食の知識を生かして、食品を取り扱う企業に就職したいです。